11/11(金)「渋沢栄一ひとづくりフォーラム2022」開催報告&御礼

没後90年の2021年。渋沢栄一翁が幕末から明治、大正、昭和へと激動の時代を生き抜く中で、みんなの幸せのため数々の逆境を乗り越え、近代日本経済の礎を築いていく姿が大河ドラマで描かれました。くしくも、現在の日本は、新型コロナウイルスやそれに伴う経済危機、自然災害など、先行きの見えない状態が続いており、渋沢栄一翁の生きた時代に似た状況にあるといえます。
そして、本年2022年。渋沢栄一翁の原点に立ち返り、「渋沢栄一スピリット」に触れながら、実際にその精神を胸に様々な変革に挑戦されてきた企業の知恵を学ぶ場を提供し、新たな時代を切り拓く「ひと」を育てるため”渋沢栄一ひとづくりカレッジ”を生誕の地・深谷からスタート致します。 このスタートを皮切りに、全国、世界に向けて、渋沢栄一翁の想いを紡ぐ、知恵の和とご縁の輪を繫ぐプラットフォームの構築を目指して推進して参ります。

11/11(金)開催「渋沢栄一ひとづくりフォーラム2022」では
合計516名(リアル336名+オンライン180名)の参加を賜りました。

冒頭に
主催者を代表して 深谷市長 小島進(渋沢栄一ひとづくりカレッジ 発起人)より歓迎の挨拶を、
オフィシャル・サポーター 東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長 広瀬伸一より、ビデオメッセージにて開催にあたっての挨拶を申し上げ、埼玉県知事 大野元裕様から、お祝いのビデオメッセージを賜りました。
また、本プロジェクト概要について、株式会社チエノワ 代表取締役 田中雅也(渋沢栄一ひとづくりカレッジ 発起人)より説明をいたしました。

※プロジェクト紹介映像( 1m56s )はコチラより。 https://youtu.be/H9h3aTyVYOg

<運営体制>

名称 渋沢栄一ひとづくりフォーラム2022
日時 2022年11月11日(金) 14:30~18:00 ※懇親会は18:30~20:00にて開催。
会場 深谷市民文化会館 大ホール※リアル(招待枠&一般枠)、オンライン( zoomウェビナー)で開催。
主催 渋沢栄一ひとづくりカレッジ発足準備室(深谷市、東京海上日動火災保険、チエノワ、埼玉新聞社)
後援 埼玉県、渋沢栄一記念財団、東京商工会議所、埼玉県商工会議所連合会、埼玉県商工会連合会、埼玉県中小企業団体中央会、埼玉経済同友会 、埼玉県経営者協会、深谷商工会議所、ふかや市商工会、埼玉りそな銀行、埼玉縣信用金庫 ※順不同
※公式ホームページはこちらよりご覧ください https://fukaya-shc.org/

<来賓の皆様(27名)>

渋沢栄一ゆかりの団体様から
1)北海道清水町 町長 阿部一男様
2)郷学研修所・安岡正篤記念館 理事長 安岡定子様
3)公益財団法人産業雇用安定センター 会長 矢野弘典様
4)東京海上日動火災保険株式会社常勤顧問 水戸徳川家 第15代当主 徳川斉正様
5)徳川慶喜公屋敷跡・浮月楼 代表取締役社長 久保田耕平様
6)深谷市議会 議長 小嶋隆様

本フォーラムの後援企業・団体様から
7)一般社団法人埼玉県商工会議所連合会 会長 株式会社埼玉りそな銀行 シニアアドバイザー  池田一義様
8)埼玉県商工会連合会 事務局長 秋葉淳一様
9)埼玉経済同友会 専務理事・事務局長 大石克紀様
10)深谷商工会議所 会頭 村岡正巳様
11)ふかや市商工会 副会長 古戸賀春様
12)株式会社埼玉りそな銀行 埼玉県央・北地域営業本部 本部長  粟井邦彦様
13)埼玉縣信用金庫 専務理事・営業統括本部長  井上義夫様

渋沢栄一賞及び渋沢栄一ビジネス大賞の受賞者・企業様から
14)山一興産株式会社 取締役社長 柳内光子様
15)NSGグループ 会長  日本ニュービジネス協議会 会長 池田弘様
16)埼玉トヨペット株式会社 総務部長  関口裕一様
17)株式会社カネマス 代表取締役社長 金子隆様
18)株式会社みかえり美人 代表取締役社長  福島宏光様
19)株式会社IDレーザー 代表取締役  梅澤亮一様

深谷市企業版ふるさと納税でご寄附を頂いた協力企業様から
20)株式会社渋沢 代表取締役社長 坂本久様
21)株式会社ヤマト 執行役員 環境事業部長 登丸晃司様
22)八基通商株式会社 会長 福地勉様

深谷市の企業・金融機関関係者様から
23)深谷ベジタブルコミュニケーション株式会社 代表取締役社長 海老沢智幸様
24)株式会社武蔵野銀行 川本支店長 北木裕様
25)株式会社東和銀行 深谷支店長兼深谷南支店長 八須通夫様
26)熊谷商工信用組合 理事長 吉田豊様
27)埼玉信用組合 深谷支店営業課長 室久保悟様

以上、27名の皆様が北海道をはじめ全国各地よりお集まり頂き、改めて感謝申し上げます。

第一部パネルディスカッション「経営者の葛藤と知恵(渋沢栄一受賞者編)」では以下お三方に
(第 19 回渋沢栄一賞受賞)ドトールコーヒー 創業者 名誉会長 鳥羽博道氏
(第 7 回渋沢栄一賞受賞)ヤオコー 4代目 代表取締役会長 川野幸夫氏
(第 15 回渋沢栄一賞受賞)マルハ物産 2代目 代表取締役会長 林香与子氏
栄一翁が示した「道徳経済合一説」や「論語と算盤」の如く、私益と公益の両立を図り、
様々な逆境や業界内での非常識に取り組みながら“ひとづくり”に挑戦された実体験についてお話をいただきました。

第二部パネルディスカッション「 後継者の苦悩と革新( 渋沢栄一受賞者の後継者編)」では以下お三方に
埼玉種畜牧場 2代目 代表取締役会長 笹﨑 静雄氏 ※第 5 回渋沢栄一賞受賞 先代 (故)笹﨑 龍雄氏
山田食品産業 5代目 代表取締役社長 山田 裕朗氏 ※第 6 回渋沢栄一賞受賞 先代 (故)山田 裕通氏
伊那食品工業 4代目 代表取締役社長 塚越 英弘氏 ※第16回渋沢栄一賞受賞 先代 最高顧問 塚越 寛氏
偉大な先代(渋沢栄一賞 受賞)の土台がある中、先代の想いは継承しながら、
時代の変化とともに新たな分野での挑戦、その裏側にある葛藤や苦悩、更には“ひとづくり”の秘訣についてお話をいただきました。
※司会・進行:フリーアナウンサー 石田 紗英子
コーディネーター:株式会社チエノワ 代表取締役 田中 雅也

よくある経営者セミナーで散見する建前や理論・理屈ではなく、
実体験にもとづく“本音と本質”という経営者が最も聞きたくても中々聞くことができない内容を沢山学ぶことができました。

<パネルディスカッション①経営者の葛藤と知恵(渋沢栄一受賞者編)>

・(第 19 回渋沢栄一賞受賞)ドトールコーヒー 創業者名誉会長 鳥羽博道氏
誠実、正義感、責任遂行、積極果敢、自己峻厳、謙虚は変えることなく貫き、厳しさの中にも和気あいあいたる会社であること。
その根本には「明日は潰れてもいい、今日一日、身体が続く限り朝から夜まで精一杯働こう」、「騙された経験を通して、この世に正義感があることを証明しなければならない」がある。
全国1300店舗に展開した「カフェ・コロラド」「ドトールコーヒー」の原点には、人の心を豊かにしたいという強い想いがある。
ひとづくり(社員教育)はできなくとも、率先垂範としてリーダーのあるべき姿(手本)を示していくことが大事。

(第 7 回渋沢栄一賞受賞)ヤオコー 4代目 代表取締役会長 川野幸夫氏
人を大切にする経営の真髄は「この店で働く幸せを感じられる存在になりたい」という経営者の信念であり、経営理念には”創業者の人生哲学がそのまま表れる
幾多の艱難辛苦を通して、小児医療研究の川野小児医学奨学財団や事業承継のルール「65歳で後継者に託し、どちらかの長男が入ったらもう片方は入らない等」ができた。
創業精神や志の高い理念は変えてはいけない。ただし、いかなる業種業態においても企業は変化適応業だからこそ、お客様に合わせて変革していくこと。
経営資源はヒト・モノ・カネ・情報ではなく、ヒト・ヒト・ヒトそしてヒト。ひとづくりこそが企業のすべてだからこそ、「理念の伝道者」として、理念を語り継いでいく。

(第 15 回渋沢栄一賞受賞)マルハ物産 2代目 代表取締役会長 林香与子氏
幼少期より借金返済に尽力するご両親を支え、先代の創業精神「三者の喜び(生産者の農家、加工者のマルハ、お客様の消費者)」を実現すべく国内だけでなく海外(中国)へ展開。
自社には全く関係がなかった「辛子れんこん事件」を通して大幅な売上ダウン(売上回復まで丸3年間)も、「単品商売ではいけない」と痛感し、商品の多角化に踏み出せたこと(ピンチはチャンス)が今に繋がる。
「盗人にも三分の理」の如く、あらゆる困難を通して家族や社員、多くの方々に生かされている有難さとお陰様であることに気づかせて頂いた。
理念は勿論、和や信を重んじることは変えてはいけない。また、経営者は精神も身体も元気でいなければならない(自分自身の好不調が社員に伝わり、商品やお得意様にも伝わるため)。

<パネルディスカッション②後継者の苦悩と革新(渋沢栄一受賞者の後継者編)>

・埼玉種畜牧場 2代目 代表取締役会長 笹﨑 静雄氏 ※第 5 回渋沢栄一賞受賞 先代 (故)笹﨑 龍雄氏
後継者の方々へ。時代が必ず味方をしてくれるからこそ、現状に不満を持つことなく準備を積み重ねることが大事。
宿命は変えることが出来ないもの(命を宿すこと)。先代をリスペクトしながら努力を重ねることが運命(命を運ぶこと)であり、後継者としての志(天命)が生まれ、立命に至る。
人徳とは人からの信頼信用であり、いい会社に入る人間をつくるのではなく、いい会社を築く人間をどうつくるかが重要。
あらゆる困難にも信念をぶらさず、突き進んでいくことができるリーダー育成が、今の日本には必要不可欠。命には終わりあり、能には果てあるべからず。

・山田食品産業 5代目 代表取締役社長 山田 裕朗氏 ※第 6 回渋沢栄一賞受賞 先代 (故)山田 裕通氏
幾多の挑戦&失敗を通して、『「うまい・早い・安い・腹いっぱい」×「地域密着」』だけでなく、「どんくささ」をブレない軸として持つからこそ、”私たちの山田うどん”として「埼玉のソウルフード」へ。
素晴らしい成功体験を持つ会長(勝負勘と経験値の経営)と社長(合理的な経営)の葛藤で勝てることはないからこそ、先代は好き勝手に苦労したと捉える。
その上で、後継者はタイミングを見定めながら、その都度で自らがやるべきこと(先代が出来なかったこと:スクラップ&スクラップ等)を一つひとつ挑戦していくこと。
「創業は易く守成は難し」であり、「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上」に向けて、ひとづくりに邁進していきたい。

・伊那食品工業 4代目 代表取締役社長 塚越 英弘氏 ※第16回渋沢栄一賞受賞 先代 最高顧問 塚越 寛氏
年輪経営を言行一致していく、3つの秘訣「内部留保(何のために)、快適な職場づくり(どう使うか)、目標&資料なし(幸せのために)」
新たな挑戦(2017年 米澤酒造・地域シンボルの再生、2022年 モンテリーナ・地域のランドマーク開業)を通して、街づくり・街おこしは企業の使命と痛感。
自由参加の早朝掃除では気づきの習慣、これまで46回開催の社員旅行は社員一人ひとりがワクワクしながら自ら考える習慣を得るための仕組み。
事業承継とは代を継ぐのではなく、道をつなぐこと(茶道や華道のように)ひとづくりとは、企業の目的そのものであり、社員の幸せを導くもの。

<総括>

渋沢栄一翁と共にパリ万博へ行った大井六郎左衛門の玄孫であり、
4/22(金)渋沢栄一Premiummeeting2022にも登壇を賜った
公益財団法人産業雇用安定センター 会長 矢野弘典様に総括を賜り、閉会とさせて頂きました。

<参加者アンケート(抜粋)>

参加者アンケートでは、様々な嬉しいメッセージを頂きました。
・素晴らしい内容でした。それぞれの言葉の重みは会場だからこそ味わえるものであり、変えてはいけないこと、変えていいことをメモするとともに胸に刻みました。

パネリストも普通の人間であり、日本を代表する素晴らしい企業でも、自分たちと同じような苦しい体験があるのだと実感。創業当初の写真や話から頑張れば小さな会社から大企業になれるイメージと勇気を頂きました。

リアル「カンブリア宮殿(テレビ東京)」を見ているようなパネルディスカッションであり、学ぶだけでなく心が踊りました。どなたも並みならぬ努力と逆境を経験しているからこそ、自分も更に努力していきたい。

・「経営資源は人・人・人・人。」「人にも春夏秋冬あり。」「目標は経営側ではなく現場からつくるもの」等、素晴らしい言葉は勿論、その裏側の実体験があるからこそ、言霊として心に響く内容でした。

・若手の育成に役立てていきたい。「気づき」に気づいていない若手が多いからこそ、自ら気づき、考え、行動する習慣づくりの仕組みをつくっていきたい

・人材育成の難しさを日々痛感している中、鳥羽会長の『教育はできないが率先垂範を心がけてきた』という言葉に救われ、明日からの勇気とパワーを頂きました

・後継者の苦労や葛藤は計り知れない。先代をリスペクトしながら、できていない部分を挑戦していくことの大切さを学びました。そのためにも、今できること、その準備を積み重ねていきたい!

・それぞれのお話から溢れ出る思い(社員やその家族への愛情&正義感&使命感)と熱気(本音&本質)に鳥肌が立つほど感動しました。ひとづくりこそ会社づくり&日本づくりであり、企業は社会の公器である。

現在、定年退職後、趣味等に時間を費やしていますが、もう一度働きたくなりました。本プロジェクトが日本全国から世界へと広がり続けてほしいですし、何かお役に立てることがあればサポートしていきたい。

<懇親会>

乾杯や中締めのご挨拶を
埼玉新聞 代表取締役社長 関根正昌(主催者 渋沢栄一ひとづくりカレッジ 発起人)
埼玉りそな銀行 取締役会長 さいたま商工会議所 会頭 池田一義様
東京海上日動火災保険 常勤顧問 水戸徳川家 第15代当主 徳川斉正様
深谷商工会議所 会頭 村岡正巳様 に頂き、
コロナウイルス防止ガイドラインに則り、ソーシャルディスタンス&換気を十分に整えながら
パネルディスカッションの興奮冷めやらぬ中、笑顔と笑い声が絶えない時間を過ごすことができました。

<登壇者&来賓者&運営者のメッセージ>

・渋沢栄一翁が動きながら次々と今の時代に残る仕組みや企業を築いてきたので、頭で考えているより、ドンドンと走りながら、知恵を絞ってワクワク推進していこう!

・4/22(金)Premiummeeting2022、本日とどちらも大成功を収めたけれども、この後が大事。まさにチエノワの知恵(田中さん)がどのように発展させていただけるのかが非常に楽しみであり、期待しています!

渋沢栄一翁の功績ではなく、「江戸から明治の激動の中、どう捉えて、いかに考えながら、実践(行動&言葉)で人々を導いていかれたのか」を深めることが大切。

今日登壇くださった方々の息子さん達(30代&40代)が集う企画もやりましょう!ぜひ今日の話ももっともっと30代・40代の若い世代、これからも未来を担う方々に聞いてもらいたいと強く実感。

・栄一翁の願いである「みんなが幸せなのが一番」に向けて、経済団体の年間活動の中でドンドンとコラボレーションし、共に推進していきたい。

今日ここに集えたことは勿論、多くのご縁と知恵がつながっていることは、まさに渋沢栄一翁のおかげ。決して経営者ではなくても、人生の指針(羅針盤)を学ばせていただき、本当に有意義かつあっという間の一日でした。

本プロジェクトは大きな志こそが最大の強みだからこそ、それを大切にすること。あらゆる問題に対しても一つひとつ向き合うことで、必ず解決に向けた知恵とご縁が出てくるので、志を胸に貫いていってほしい!

・年輪経営は本当に素晴らしいですし、ドンドンと広げていってほしいです!ただ、年輪の最初は楽ですが、400周目になると事業継続が大変です(笑)共に学び、共に語り、共に挑戦しながら創意工夫し、発展して参りましょう!

・これからは忘年会シーズン、ただ年を忘れて新しい年を迎えるだけではなくて、本当の意味は忘年の交わり(年齢や肩書を超えて集い、自由に意見を言い合えること)です。若い人も年配者も目線を同じにして、語り合える会をつくっていきましょう!

※懇親会でのワンチーム写真です!このご縁の輪を日本全国へ、そして世界へ繋いで参ります。

<今後の展開>

・学びの体験ツアー「ジカギキvol.2赤城乳業株式会社in深谷市」※栄一翁生誕日2/13(月)を予定。
「渋沢栄一ひとづくりカレッジ」におけるトライアル企画として実施している渋沢栄一翁の精神を体現する企業さまへの見学ツアーの第2弾です。
vol.1として8月下旬に、学ぶ意欲の高い若旦那衆(深谷の若旦那+日本全国の長寿企業の若旦那(10~15名)の皆さまと共に、伊那食品工業に伺いました。
直接、現場で現物を体験しながら、現実(経営者だけでなく社員の皆様の声も伺う)を学び、語り合う中で深める機会にしたく、まさに直に聞き学ぶ「ジカギキ」と命名。

・3/16(木)次年度以降の展開発表
以下イメージを持ちつつ、具体的な発表は渋沢栄一翁のご生誕日である3/16(木)に実施する予定です。

①第一期5カ年計画の流れ
2023年度:カレッジ開講&トライアル期間
2024年度:法人化&全国連携(各経済団体&金融期間等)※新一万円札発行
2025年度:多言語化&海外発信(サミット世界同時配信)※日本国際博覧会「大阪・関西万博」

②トライアル期間は以下のコンセプトで各プロジェクトを展開予定。
ご縁をつなぐ:「渋タイムズ」「公式サイト」
知恵をまなぶ:「オープンカレッジ」「道場」
体験を味わう:「ジカギキ」「おしごとフェスタ」

以上です。これからも運営チーム一同
『 ”ご縁の輪“ と “知恵の和” の積み重ねが”ひとづくり”へ繋がり、
更には、新たなイノベーション(伝統と革新)を興し、時代や世代を越えて託していける土台となる』

と信じて、一つひとつ挑戦を続けていきます。最後に、目に見える部分だけではなく、目には見えない様々な場所で、多くの方々に支えられて開催することができました。
本プロジェクトに携わるすべての方々のお力添えに感謝し、その恩返しのためにも一人ひとりのチカラを合本し、推進して参ります。
本当にほんとうにありがとうございました。末永くよろしくお願い申し上げます。

渋沢栄一翁の名言

信用はのれんや見た目から
得られるものではなく、
確固たる信念から生まれる

  • 人は全て自主独立すべきものである。
    自立の精神は人への思いやりと
    共に人生の根本を成すものである。
  • 全て形式に流れると精神が乏しくなる。
    何でも日々新たにという心がけが大事である。
  • 一人ひとりに天の使命があり、
    その天命を楽しんで生きることが、
    処世上の第一要件である。
  • 事業には信用が第一である。
    世間の信用を得るには、世間を信用することだ。
    個人も同じである。自分が相手を疑いながら、
    自分を信用せよとは虫のいい話だ。
  • たとえその事業が微々たるものであろうと、
    自分の利益は少額であろうと、
    国家必要の事業を合理的に経営すれば、
    心は常に楽しんで仕事にあたることができる。
  • 金儲けを品の悪いことのように考えるのは、
    根本的に間違っている。
    しかし儲けることに熱中しすぎると、
    品が悪くなるのもたしかである。
    金儲けにも品位を忘れぬようにしたい。
  • 死ぬときに残す教訓が大事なのではなく、
    生きている時の行動が大事なのだ。
  • 信用はのれんや見た目から
    得られるものではなく、
    確固たる信念から生まれる。
  • 真似をするときには、その形ではなく、
    その心を真似するのがよい。
  • 数字算出の確固たる見通しと、
    裏づけのない事業は必ず失敗する。
  • 反対者には反対者の論理がある。
    それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと
    怒ってもはじまらない。
    問題の本質的な解決には結びつかない。
  • 世の人が元気をなくしており、
    社会の発展が停滞している。
    いままでの仕事を守って間違いなくするよりも、
    さらに大きな計画をして発展させ、
    世界と競争するのがよいのだ。
  • もうこれで満足だという時は、
    すなわち衰える時である。
  • 商売をする上で重要なのは、
    競争しながらでも道徳を守るということだ。
  • 一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、
    一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。
    大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。
  • 自分が信じないことは言わず、
    知ったからには必ず行うという思いが強くなれば、
    自然に言葉は少なく、行動は素早くなる。